【フランクフルトモーターショー05】VWのCC、その名は『イオス』
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VWによれば、イオスは毎朝、海の底から日の光を人々のもとに持ってくる。またイオス風の母であり、明けの明星・宵の明星の母でもある。夏の早朝はカブリオレのドライブに理想的なシチュエーションだ。夜明け、風、星、すべてが新型カブリオレにふさわしい、とVW。また音声としても、世界中どこの地域でも発音しやすい、としている。
イオスのボディは当初からカブリオレクーペ専用として開発され、クローズドボディからの派生ではないそうだ。エンジン(115PSから250PS)やランニングギアは『パサート』と技術的に共有するという。VWは2004年春のジュネーブモーターショーに『コンセプトC』を出品しており、その発展量産型がイオスにあたる。
余談だが、フランス系メーカーは折りたたみ式ハードトップをもつ車体を「クーペカブリオレ」と呼ぶが、ドイツ系では「カブリオレクーペ」と呼ぶことがある。
《高木啓》