ダイハツ、軽貨物車初のハイブリッド車を市販化

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ダイハツ、軽貨物車初のハイブリッド車を市販化
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ダイハツ工業は、軽商用車では初めてとなるハイブリッド車『ハイゼットカーゴ・ハイブリッド』を9月26日から発売すると発表した。

ハイブリッド車は、既存のインフラを活用でき、低燃費・低排出ガス化の効果も高いことから、より現実的なクリーンエネルギー車として注目されており、同社では2002年11月から地方自治体などを対象にモニター走行を実施し、商品化に向けた開発を進めてきた。

今回発売するハイゼットカーゴ・ハイブリッドは、軽商用車の「ハイゼットカーゴ」をベースに、1モーター方式のコンパクトな「ダイハツ・ハイゼット・ハイブリッド・システム」を採用した。高い走行性能と省燃費・低排出ガス性能を両立しながら、ベース車と同様に4人乗車でき、広々荷室などの高い商用機能を実現した。

使用頻度の高い軽商用車のジャンルで、より効果的な環境対応とクリーンエネルギー車の普及を図るため、官公庁や地球環境に関心の高い企業などを中心に拡販を目指す。

ハイゼットカーゴ・ハイブリッドは、薄型のモーターを660ccツインカムDVVT3気筒12バルブエンジンと電子制御式4ATの間に配置した1モーター方式のコンパクトなダイハツ・ハイゼット・ハイブリッド・システムを採用した。

エンジンでの走行を主体に、減速・制動・降坂時のエネルギーをモーターで回収して発進や加速時にアシストすることで、高い走行性能と低燃費の両立を図った。車両停止時にはエンジンを自動停止するアイドルストップシステムの採用し、とくに市街地での燃費向上を重視した。モーターや電池はトヨタから調達した。
 
ダイハツが独自開発したインテリジェント触媒の採用などで、排出ガスの大幅な低減も実現した。
 
価格はベース車より約100万円高い221万5500円。当面は年間100台の販売を目指し、型式認定を受けた後は年間300台の販売を目指す。

《レスポンス編集部》

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