追突事故、落ちた重機と土砂に突っ込み被害拡大

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8月30日未明、千葉県市原市内の館山自動車道下り線で大型トラックが前を走る別の大型トラックに追突する事故が起きた。このトラックから落下した建設重機に後続の大型トラック2台も衝突し、結果として4台が関係する多重衝突事故に発展した。

千葉県警・高速隊によると、事故が起きたのは8月30日の午前4時10分ごろ。市原市村上付近の館山自動車道下り線で、大型トラックが前走していた別の大型トラックに追突。追突した側のトラックに積載されていた建設重機(掘削機)が路上に転落した。

この建設重機に対し、後続の大型ダンプトラックが衝突。車体が傾いたことで積載していた土砂が流れ出し、別の車線を走行していた大型タンクローリーがこれに突っ込むなど、結果として4台が関係する多重衝突事故に発展した。

この事故で運転者3人が軽傷を負ったほか、側壁などが破壊され、事故現場を含む京葉道路・蘇我インターチェンジ(IC)−館山自動車道・市原IC間が約8時間に渡って通行止めとなり、その後も一部での車線規制が行われた。前走車が減速したことに気づくのが遅れたトラックが突っ込んだことが事故の発端とみられている。

《石田真一》

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