アメリカンスズキモーターズによると、スズキでは2010年をメドにアメリカ国内でハイブリッドを発売する予定だという。
どのモデルにハイブリッドが投入されるのかは未定だが、おそらくは小型で「ファン・トゥ・ドライブ」なSUVになるという。
また、スズキではハイブリッドパワートレインを搭載したクルマは、GM大宇がライセンス生産しているスズキモデルではなく、スズキブランドで生産するクルマになる、とも言及している。
これらのことから『グランドビターラ』(日本名『エスクード』)がハイブリッド採用車の最有力候補と見られている。スズキでは具体的な車名までは言及していない。
いっぽうスズキによると、今回の決定は、2008年に改訂されるCAFE(排ガスの総量規制)に合致するために必要、との考えから取られたもので、アメリカで次々にメーカーがハイブリッドの販売に踏み切っていることから、自社製ハイブリッドの必要性が感じられたためだという。
今後、日産、スバルもハイブリッド発売の予定を口にしており、アメリカで販売されるほぼすべての日本メーカー(三菱自動車を除く)がハイブリッド戦線に参入することになりそうだ。