【新聞ウォッチ】トヨタ経営陣、張副会長も「小泉改革」の応援演説

モータースポーツ/エンタメ 出版物

朝刊から気になるニュース、気になる自動車関連記事をピックアップ、その内幕を分析するマスコミクルージング(原則として朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版を対象にチェック)。

2005年9月8日付

●新日鉄・住金・神鋼 特許相互利用締結へ、拒否権条項、買い取防衛も狙う(読売・1面)

●GM、ダイムラー、BMW ハイブリッド共同開発、日本勢に対抗(読売・10面)

●自動車部品業界 日ロ協力の覚書 市場の情報交換など(朝日・12面)

●「ランエボ」にワゴン登場 三菱自動車「走りと快適さ両立」(朝日・13面)

●フランス工場生産能力強化、トヨタ、新型車投入(朝日・13面)

●ガソリン高騰130円 13年8カ月ぶり(毎日・1面)

●ブリヂストンサイクル、子ども用自転車に石綿、中国から輸入2万台部品交換へ(毎日・28面)

●損保未払い52億円、過去3年、大手6社、12万7000件(産経・11面)

●相次ぐ「交通企業犯罪」法令順守徹底へ、警視庁 取り締まり強化(産経・29面)

●自民優勢、経済界首相支持大勢 連合 民主テコ入れ 終盤戦、焦点は無党派層(日経・3面)

●豊田通商子会社 ドライブ時にBGM任せて、デジタルラジオ波活用(日経・13面)

●三菱ふそう、再リコールまたミス走行中にボルト外れる(日経・42面)

ひとくちコメント

「刺客」「厚化粧のマドンナ」など、ワイドショーでも何かと話題をふりまいてきた「2005衆院総選挙」もいよいよ終盤戦。「郵政民営化」を強調する自民党優勢が伝えられるなか、経済団体首脳からは「小泉続投」を見越した支持発言が相次いでいるという。きょうの日経などが終盤戦の動きを報じている。

8日付の産経も取り上げたが、トヨタ自動車の経営陣が、おひざ元の愛知県で、自民党支援を本格化させているという。奥田碩会長が率いる日本経団連の自民党支持表明の影響もあり、渡辺捷昭社長をはじめ、経営陣が続々と集会に参加。「小泉改革は成果を上げている」などと、張富士夫副会長が自らマイクを握って強調する場面もみられたそうだ。

民主党候補を支持する約27万人のトヨタグループ労組は、これからの「出世」のことを考えると心境は複雑のようだ。

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  2. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  3. 新型EVセダン『マツダ6e』、カーフェスト2025で英国一般初公開へ
  4. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  5. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  3. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
ランキングをもっと見る