ETCレーンでの死亡事故で、首都高が緊急点検

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22日に発生したETCレーンでの料金収受員の死亡事故を受け、首都高速道路公団は「料金所緊張安全点検」を開始した。期間は、9月22日から1週間。点検内容は、(1)首都高速道路公団、料金収受会社による特別監視の実施、(2)勤務開始時、終了時の講習の実施。

(1)特別監視では、収受員の安全確認の履行状況など安全管理状況の点検、(2)講習の実施は、朝礼での安全確保の周知・徹底、収受員作業マニュアルに基づく安全講習会の実施などを具体的に行う。また、安全点検期間終了後も、毎月1日を料金所安全点検徹底日として巡回点検や講習会を行う。

問題の事故は、22日1時48分頃に4号新宿線下り・初台料金所で発生した。ETCレーンでの車両停止に対処するために料金収受員が隣接レーンの走行帯に出たところ、そのレーンの走行車両に跳ねられ、死亡したもの。

ETCが普及するに伴い、ETCレーンでの交通事故が増加している。ドライバーは運転前にETCカードの確実な挿入を行うとともに、ETCレーンへの安全速度での進入が求められる。ETCレーンにクルマが止まり、閉鎖されている場合、隣のレーンの動きも注意すべきだし、ETCレーンに連続して進入する場合は、前のクルマとの車間と速度にはさらに注意が必要だ。

《編集部》

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