【福祉機器展05】自操式のホンダ

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
【福祉機器展05】自操式のホンダ
【福祉機器展05】自操式のホンダ 全 1 枚 拡大写真

介護式福祉車両でトヨタがシェアを占める一方、自操式に力を入れているのがホンダだ。なんと足だけで運転できる福祉車両で、ホンダ独自の運転補助装置が搭載されている。

「ホンダ・フランツシステム」と呼ばれる装置がそれで、そのオリジナルは1965年にドイツで開発されたものだ。ホンダは1981年に開発者のフランツ氏から直接技術指導を受け、独自の技術を加え、さらに使いやすくしたのだ。つまり、足の前後の回転運動でステアリング操作をスムーズにできるようにしたのである。会場でもホンダ関係者の話を熱心に聞く身体障害者が見られた。

しかし、台数的には年間2−3台、累計の販売台数も69台と少ない。「お金など採算のことを考えたら、こんなことはできないと思う。ホンダとしては、体の不自由な人にも運転する喜びを味わってもらいたい」とホンダ関係者。

第32回国際福祉機器展は、東京ビッグサイトで29日まで。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  2. BMWの電動スクーター『CE 04』、3つの新デザインバリエーション発表
  3. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. スズキ初のBEV『eビターラ』日本仕様の先行情報を公開、航続距離は最大500km以上に
  5. 漆黒のディフェンダー登場、最強の『OCTA』がブラック仕上げで存在感強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る