クライスラーが東京モーターショーに出品する『あきの』コンセプトカーは、ユニークで芸術的な造形の外観を持つワンボックスコンパクトカー。5名の乗員が室内でくつろいげる広さを備えている。
このクルマの名前は、インテリアおよびエクステリアデザイナーの土屋あきの氏からとられている。彼女は日本生まれの37歳で、現在はカリフォルニア州カールズバッドにある、クライスラーグループのパシフィカ・アドバンスト・デザインセンターで活躍している。
インテリアに用いられる素材と色の組み合わせは、天然素材とリサイクル可能な合成繊維から構成されており、竹製のフローリング、カーペット、燭台、ムード照明、クッションが装備されている。
エクステリアに採用されたサイドガラスは、視覚的に変化をもたらしている。またリアガラスには、乗員のプライバシーと快適さを守る素材が特殊コーティングされている。