WRCではサービスパーク以外に、決められた燃料補給ポイントが設けられる。それがリフューエルポイントだ。補給できる燃料は、事前にFIAに申請して購入した高オクタンの指定燃料のみで、特殊燃料や普通のガソリンスタンドでの補給も認められない。
ここでは燃料補給のほか、チームスタッフとの連絡、他チームのクルーとの情報交換、簡単な取材なども行われる。また、やはり簡単な整備やナイトステージへ向けたライトポッドの取り付け、FIA公認映像用の車載カメラのテープの交換なども行われたりもする。
レグ2でのリフューエルポイントでは、どのクルーも一様に、滑りやすい路面やぬかるみ、ワダチ(というより、すでに“穴”となっている)に対する不満が多かった。国際格式の北海道ラリーが開催された最初の年も、ウェットコンディションで荒れた路面に対する不満が多かった。今年のラリージャパンのレグ2は、それに近い状態なのかもしれない。