【WRCラリージャパン】レグ3、大波乱

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
【WRCラリージャパン】レグ3、大波乱
【WRCラリージャパン】レグ3、大波乱 全 6 枚 拡大写真

ラリージャパンの最終日・2日は、天候も回復し一部を除いてドライコンディション。ステージ数も少ない最終日は波乱はないと思われたが、大波乱があった。

【画像全6枚】

それまで終始リードを保っていたペター・ソルベルグ(スバル)が、最終SSから1本前のSS25でリタイヤしてしまった。スタート後800mくらいのところで路面にでていた石にあたり、右フロントにダメージを追ってしまい、ステアリングがきかなくなりコースアウトしたのだ。

スバル勢のタイヤやセッティングには問題はなかった。その証拠にアトキンソンはSS24ではトップタイムを出すなど、最終的には3位に入賞している。

動きがあったのはスバルだけではない。レグ2まで順調に順位をあげていた三菱勢にもトラブルが続発した。まず、本日最初のSS22で、ハリ・ロバンペラがエンジンストールとディスプレイのトラブルで順位を下げてしまった。ジル・パニッツィは淡々と走り続けていたいっぽう、シジ・ガリはSS23のあと、パンクのトラブルから動けなくなりリタイヤとなった。結局ロバンペラは5位、パニッツィは12位でフィニッシュした。しかし三菱は着実に速くなってきたことをアピールできただろう。

SS25まで2位だったマーカス・グロンホルム(プジョー)は、1位はあきらめていたが、プレッシャーを与えるためにペースは落とさず走り、これが功を奏した形だ。プジョーはマニュファクチャラーズポイントでも2位になり、ラリージャパンの勝利をチームメイトだった「Beef」こと故マイケル・パークに捧げることができた。

グループNの上位はレグ2から変動がなく、新井敏弘(スバル)、クロッカー(スバル)、奴田原文雄(三菱)の順でフィニッシュした。クロッカーはPWRCへのエントリーではないので、PWRCの1位は新井、2位が奴田原、3位はアキ・テイスコネンとなった。

《中尾真二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新車世界販売 ホンダ4位に転落、スズキ2位に浮上へ、2025年度下期[新聞ウォッチ]
  2. 「日本一“ちょうどいい日産車”」小型セダン『セントラ』の進化に日本のファンも「気合い入りすぎw」と注目
  3. 「就職人気企業ランキング」総合トップは8年連続で伊藤忠商事、トヨタは42位に後退[新聞ウォッチ]
  4. 日産自動車・人事情報 2025年10月1日付
  5. ジャガーの名車『Eタイプ』がベース、930kgまで軽量化した「ライトウェイトGTR」発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る