インターネット接続のアルコール検知器…鹿児島市バス

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鹿児島市交通局は1日、運行管理者のいないバス留置場にインターネットに接続されたアルコール検知器を設置し、同日から本格的な運用を開始した。検知結果と本人の画像を運行管理者のいる営業所などに伝送できるようになっている。

これは運行管理者がいないバス留置場7カ所に配備されるもので、装置自体はインターネットに接続されている。運転手は通常の点呼の代わりとして、装置に呼気を5秒間吹きかけてアルコール濃度の測定を行う。測定の結果のデータや、運転手が測定している様子(画像)は営業所に電子メールで伝送され、各営業所の管理者がチェックできるようになっている。

これまではアルコール検知器で測定し、その結果を電話を使って口頭で連絡していたが、テキストデータとして扱えるようになったため、記録も1年間保管されるようになった。運転が禁止されるアルコール量は呼気1リットルあたり0.11ミリグラム以上。この数値自体は以前と変わらない。もし、この数値を超えた場合には画面に「NG」の文字が表示されるとともに、運行管理者に緊急連絡され、当日の乗務から外される。

価格は1台24万円。運行管理者が存在するバス営業所、運転士全員が同じ場所に出勤する路面電車の営業所などではこれまでと同様、検知器を利用する。

《石田真一》

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