トヨタ、ヒートアイランドを抑制する木を開発

エコカー 燃費

トヨタ自動車は、大気浄化能力が従来品種より高いチェリーセイジ(品種名=キルシェピンク)を開発し、同社の子会社トヨタルーフガーデンを通じて2006年3月から発売すると発表した。

チェリーセイジは、開花期間が長い半常緑低木で、トヨタではチェリーセイジの大気浄化能力やヒートアイランド現象の緩和能力が高いことに着目し、新品種の開発を続けてきた。

今回開発したキルシェピンクは、NO2やSO2などの大気汚染物質の吸収能力とヒートアイランド現象の緩和能力が、従来のチェリーセイジの約1.3倍で、現在販売されている中で生長の早い「キルシェレッド」より約1.2倍高い。このため、都市部の沿道や公園の低木として用いることで、植物による環境改善の推進が図れると、している。

また、草丈が低く耐暑性のあるローマンカモミール「クルツ」、耐暑性の強い観葉ラベンダーの「アルジェント」も開発しており、同時に発売する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  2. スズキは『モンスターハンター』とコラボ!『ジムニーノマド』&『DR-Z4S』カスタムほか、計9台を出展…東京オートサロン2026
  3. デンソー・人事情報 2026年1月1日付
  4. 北米三菱自動車、製造物責任訴訟の控訴審で逆転勝訴…一審判決を破棄差戻し
  5. ホンダ『シビック e:HEV』に「RS」登場! HRCバージョンの「タイプR」も初公開へ…東京オートサロン2026
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る