【東京モーターショー05】日産 GT-Rプロト…生産型に近づいた

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【東京モーターショー05】日産 GT-Rプロト…生産型に近づいた
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2001年の第35回東京モーターショーに『GT-Rコンセプト』が出品されてから4年、名前を改め『GT-R PROTO』がモーターショーに帰ってくる。量産型GT-Rは2007年にデビューする予定だが、“プロト”の名が示すとおり、GT-Rコンセプトに比べ、はるかに生産型に近いスタイリングとなるもようだ。

目指しているのは究極のドライビングプレジャーの姿。歴代GT-Rが持っていた走りの楽しさを継承し、最先端テクノロジーとデザインで現代化したモデルになるという。ボディは現行『スカイライン』との関連性はなく、GT-Rのみのオリジナル。スカイラインのネーミングを外すという方針にも変更はない。

全体のデザインコンセプトは、鍛え抜かれたアスリートの美しさをソリッド感のあるなめらかな面で表現する---というもの。フロントマスクは2001年のGT-Rコンセプトに似た大型のシングルセンターエアインテークが特徴。フロントフェンダーはタイヤまわりの空力を向上させる造形を採用、さらにその後端のエアアウトレットはボディサイドの整流機能も持つという。“ケンメリ”スカイラインGT-R以来の伝統である丸型4灯テールランプは健在。

このGT-R PROTOの実車は、モーターショー会場で初めて発表されるため、スペックなどは予告されていない。GT-Rコンセプトは多くの来場者を興奮のるつぼに巻き込んだが、プロト登場のインパクトはそれを超えるインパクトを与えるだろう。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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