渡辺トヨタ社長「規模は結果として…」

自動車 ビジネス 企業動向

トヨタ自動車の渡辺捷昭社長は18日、日経BP社が主催する「2005東京国際自動車会議」での質疑で、世界販売台数の世界1位が近づいていることについて「規模を追うつもりはない。規模は(顧客からの支持の)結果としてついてくるもの」と強調した。

渡辺社長は環境や安全性能などを追求、「世界一良いものを、世界一早く、世界一安くお届けすること」との経営の基本方針を示し、そのためには「まだまだ課題は多い」と述べた。

ここ数年、世界生産が年50万台のペースで拡大していることから「兵たん線の問題や、大企業病の懸念などがある」と指摘、「問題が見えないことが一番心配であり、“見える化”に留意していきたい」と語った。

さらに、世界一を目指すのは「ものづくりや販売、サービスにおいてであり、(規模は)意識せずにやっていきたい」と重ねて強調した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
  2. 「これかっこよすぎる!」「かなり価格を抑えてる」日本発売のプジョー新型『3008』がSNSで話題
  3. 【トヨタ クラウンエステート 新型試乗】走りそのものに違いを見出すのは難しいが…中村孝仁
  4. 日産、追浜工場に関する報道を否定…「グローバル生産拠点統合は検討段階」
  5. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る