トヨタと広州汽車との合弁エンジン工場が生産能力増強、増資も

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トヨタ自動車と広州汽車集団股有限公司は、ガソリン2.0/2.4リットルエンジンの需要増に対応するため、両社のエンジン生産合弁会社の広汽トヨタエンジン有限会社の敷地内に第2ラインを新設し、エンジン生産能力を現在の年産30万基から年産50万基に増強すると発表した。10月11日に中央政府の認可を取得した。

また、両社は広州トヨタエンジンの資本金を7570万ドル(約81億円)増資することでも合意した。トヨタの増資額は5299万ドル(約57億円)で、トヨタグループと広汽集団の出資比率は増資後も同じ。増資時期は今年末から来年央に予定している。

新設される第2ラインは、2006年年央からクランクシャフト、カムシャフトなどエンジン部品の生産を開始し、同年末からエンジン本体の生産を行う予定。エンジンは中国で生産する車両に搭載するほか、日本へも輸出する。第2ライン新設に伴う総投資額は約19億元(約250億円)で、新規雇用予定人数は約570人。

広汽集団とトヨタは、合弁工場の広州トヨタで2006年年央から『カムリ』を生産する予定。

《レスポンス編集部》

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