ホンダの福井威夫社長は19日、ホンダブースで、『スポーツ4コンセプト』など今回出品したコンセプト3モデルについて「いすれも近い将来をにらんだもの」と述べ、ホンダの近未来の商品の方向を示すと解説した。
このうち燃料電池車の『FCXコンセプト』は「7−8年先の燃料電池車の技術進化」(福井社長)を盛り込んだもので、やや先を展望している。
一方で、ステージ中央でひときわ目立つ真紅のスポーツ4は、次期『アコード』の「原型」(ホンダ関係者)とされ、商品化に最も近いコンセプトとなる。福井社長は「次期アコード」とは明言しなかったものの、「スポーツカーに匹敵する操る楽しさを実現したい」と、このセダンをアピールしている。