【東京モーターショー05】ブリヂストンは中子式ランフラットシステム

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今回の東京モーターショーに来ると、場内スタッフのジャンパーなど、会場のいたるところに「BRIDGESTONE」のロゴを発見することができるはずだ。

この、ホストメーカー的な役割を演じているためなのか、プレスデー2日目(20日)のタイヤメーカーのプレスブリーフィング・ラッシュには名を連ねなかったブリヂストンだが、競合他社同様、新しい技術への挑戦、実用化には余念がない。

02年からコンチネンタル、ヨコハマと技術提携しながら開発を進めてきた中子式ランフラットシステム「Bridgestone Support Ring」の実用化に成功し、これはトヨタの新型『RAV4』の欧州仕向け車両に納入が開始されている。

空気圧が失われた状態でも、一定の速度で一定の距離を走行することが可能なシステムで、軽量のメタルリングとゴム製のフレキシブルサポートで構成される。特に偏平率の高いタイヤを履いたクルマやSUVに適したシステムだ。

また、電気自動車向けインホイール・モーターの新駆動システム「ブリヂストン・ダイナミックダンパータイプ・インホイール・モーターシステム」も、04年にはバージョンIIへと進化している。

《遠藤俊幸》

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