天津一汽トヨタ、マークX も生産開始

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トヨタ自動車と中国・第一汽車集団との乗用車生産合弁会社「天津一汽トヨタ自動車」は24日、同社第2工場で上級セダン『レイツ』(日本名『マークX』)の生産を開始、ラインオフ式を行った。

天津一汽トヨタは、2002年10月から第1工場で中国市場向けに開発した小型乗用車『ヴィオス』の生産を始め、トヨタの中国事業を本格スタートさせた。04年2月には『カローラ』の生産を追加、さらに今年完成した第2工場では、3月から『クラウン』の生産に着手している。レイツの投入で、高所得層の顧客開拓を一層強化する。

天津一汽トヨタの生産能力は、第1工場が年12万台、第2工場が同10万台。今後の主力工場となる第2は、近い将来に15万台まで引き上げる。現在の従業員数は約6700人。

《池原照雄》

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