東京モーターショーのプジョーブースではフェイスリフトを受けた新型『307』が並べられた。フロントマスクの形状が『407』『1007』と合わせて似通い、プジョーのアイデンティティが揃った。
新型のフロントマスクは「ライオンの口」のような大型のエアインテークを持ち、バンパーの中央部がない構造。エアインテークの左右コーナーは、バンパーに相当するプロテクションモールがボディ同色に塗装されている。エアインテイクとヘッドランプの形状だけが目立ち、フロントマスクが笑う動物顔になっている。
新307では、5ドアハッチを「Feline」と呼び、ワゴンボディを「SW」または「Break」、さらにオーブンボディの「CC」がある。エンジンは2.0リットルの通常タイプが3psアップの140psになったほか、2.0リットルはさらに177psタイプを用意、高出力タイプは「Feline Sport」「CC Sport」に搭載される。
また、全体的な改良を施し、電装系ではフルCAN通信システムの装備、外装パネルではフェンダーとドアのすき間を小さく変更、これはパネル加工のクオリティ向上を意味しているという。