【東京モーターショー05】ピレリのモニタリングシステムに電波法の壁

自動車 ニューモデル モーターショー
【東京モーターショー05】ピレリのモニタリングシステムに電波法の壁
【東京モーターショー05】ピレリのモニタリングシステムに電波法の壁 全 4 枚 拡大写真

ピレリのタイヤプレッシャーモニタリングシステム「X-PRESSURE」が、06年の日本導入に向けて準備に入っていることが、東京モーターショーのプレスブリーフィングで発表された(20日)。

このシステムは、「Optic」(オプティック)と呼ばれる、いわば“センサー付きのタイヤバルブキャップ”を装着することで、タイヤ内圧のモニタリングはもちろん、盗難防止システムとしての機能も発揮できるもの。取り付けが簡単なこと、軽量であることも特徴で、インジケーターが白ならば正常、赤ならば異常ありを知らせてくれる。

ピレリには、携帯電話やGPSとの連動による高度なシステムもある模様だが、これは日本の場合、電波法の絡みがあってなかなか導入が難しいと言う。

たしかに、海外の自動車メーカーにとっても、この日本の電波法というのはけっこうやっかいな障壁で、先進のカーエレクトロニスシステムの導入を不可能にされてしまうケースが少なくない。その多くは、盗難防止関連やクルマの安全な走行を管理するシステムであったりするので、なんらかの法改正が望まれるところなのだが……。

現実はまだまだ厳しいようである。

《遠藤俊幸》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  3. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 新型『CLA』を生産するメルセデスベンツ「最新デジタル工場」の現場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る