日本自動車販売協会連合会が1日発表した10月の新車販売台数は、前年同月にくらべ3.4%減の28万1452台となり、4カ月連続のマイナスとなった。
貨物車は増加したものの、乗用車は小型車、普通車ともにマイナスだった。普通乗用車は前年同月にくらえ7.6%減の8万6538台で4カ月連続減、小型乗用車は同3.5%減の15万2509台。小型車は1年ぶりのマイナスだった。乗用車全体では同5%減の23万9047台で、4カ月連続で減少した。
ブランド別では、トヨタ、日産、スバル、ダイハツが前年同月を下回った。トヨタは6.1%減、日産は19.1%の大幅減だった。ホンダ、マツダ、三菱、スズキは増加した。ホンダは5.1%増、マツダは0.6%増だった。販売が上向きはじめた三菱は同41.1%の増加となった。新型『スイフト』が好調なスズキは28.2%増だった。