【新聞ウォッチ】富士通のシステムが障害で、東証大混乱

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朝刊から気になるニュース、気になる自動車関連記事をピックアップ、その内幕を分析するマスコミクルージング(原則として朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版を対象にチェック)。

2005年11月2日付 

●東証取引半日ダウン、能力増強「ソフトに欠陥」(朝日・1面)

●三菱自動車「パジェロ」に不具合(朝日・33面)

●トヨタ・GMトップ会談へ、燃料電池合弁会社を検討(毎日・8面)

●日本板硝子、英大手に買収提案(産経・9面)

●10月の新車販売、71年以来の低水準 新型が急落(東京・8面)

ひとくちコメント

小泉改造内閣発足後、初の株取引が行われるはずだった1日午前の東京証券取引所で、株式全銘柄の売買停止という前代未聞のシステム障害が起きた。きょうの朝日をはじめ各紙が1面などで大きく取り上げている。

東証は売買注文の急増に対応するためシステムを増強。この際のプログラムミスが障害の原因とみられるという。バックアップシステムも、同じプログラムを組み込むなどしていたため起動しなかったようだ。

システムを納入したのは富士通で、仮に責任が富士通側にあるとなれば、東証は損害賠償の請求も視野に入れているという。富士通といえば、秋草社長が「業績の悪いのは社員が働かないため」という発言をしたことでも知られているが、今回のシステム障害に対する経営責任をどう判断するのかも注目したい。

《福田俊之》

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