いすゞ、メキシコ市場に エルフ で参入

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いすゞ自動車は、メキシコで小型トラック『エルフ』の販売を開始したと発表した。現地での販売は、いすゞメキシコが行う。販売開始に当たって11月4日に、メキシコシティで、いすゞの井田義則社長と三菱商事の宮本雅雄常務が出席してローンチング・セレモニーを行った。

いすゞメキシコは、メキシコ市場でいすゞ車の輸入・販売を行うため、いすゞと三菱商事が合弁で今年7月に設立した。資本金は4000万メキシコペソ(約4億円)で、いすゞが51%、三菱商事が49%出資した。
 
いすゞは、日本とメキシコ間の経済連携協定締結を機に、100万台の自動車市場規模を持つメキシコ市場に参入することとした。
 
今回投入を開始するのは、小型トラックのエルフで、いすゞと三菱商事との協業で商品力、マーケティング・ノウハウを活かし、2005年は300台、2006年に1800台、2007年には2300台の販売を計画している。
 
いすゞは中期経営計画で、いすゞ車の海外販売台数の拡大を目指しており、海外販売体制の整備・強化に取り組んでいる。今回のメキシコ市場への本格参入は、マレーシア、ベルギー、スペイン・ポルトガルでの販社設立、中国合弁会社出資比率の引き上げ、オーストラリア販社の完全子会社化に続くもの。

《レスポンス編集部》

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