ブリヂストン、中国に世界4番目となる研究開発拠点

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ブリヂストンは、中国に研究開発拠点となる技術センターを建設すると発表した。技術センターの活用で、中国タイヤ事業会社によりよい原材料を供給するための迅速な研究開発体制を整える。

新技術センターは、同社の無錫工場に隣接して建設、2006年7月から業務を開始する予定。資本金は725万米ドル(約8億円)、総投資額は1400万ドル(約15億円)で、日本、アメリカ、イタリアに続いて世界で4番目の技術センターとなる。

新設される中国技術センターでは、ブリヂストングループの中国のタイヤ工場に供給する原材料の評価を行い、中国国産原材料の早期のタイヤへの適用と質の向上を図る計画だ。

現在、中国でブリヂストングループのタイヤ生産拠点としては、乗用車用タイヤ2工場(天津工場、無錫工場)とトラック・バス用タイヤ1工場(瀋陽工場)が稼動している。また、惠州では、トラック・バス用タイヤ工場の建設を進めている。同社は今後、中国市場での急速なモータリゼーションの進展に伴い、現地での研究開発基盤を設立することで、中国市場で開発から生産、販売までの一貫体制を構築し、市場の多様なニーズに迅速に対応していく方針だ。

《レスポンス編集部》

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