富士重、1000人規模の早期希望退職&出向先への転籍

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富士重工業(スバル)は、業績が悪化していることから希望退職の募集や関係会社への転籍で従業員を1000人規模で削減すると発表した。収益力を強化するとともに、業績低迷に対する従業員の意識付けを明確にする狙いがある。
 
同社が希望退職を募集するのは初めて。希望退職は前部門横断的に取り組む。45歳以上を対象に、管理者、一般従業員合わせて全社の約5%に当たる700人を上限に早期希望退職者を募集する。応じれば、割増退職金の支給や再就職支援会社による転職支援サービスを提供する。

募集は11月後半から対象者全員と面談し、意思確認を行った後、12月21日から27日の間に実施し、希望者は来年1月末で退職となる。
 
また、関係会社の出向者が約1100人いるが、50歳以上の長期出向者を対象に、300人規模の出向先への転籍を実施する。転籍に当たっては、出向先との賃金格差を考慮して一定額の奨励金を支給する。2006年3月末に実施する予定だ。

《レスポンス編集部》

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