併用軌道内で右折待ちのトラックに路面電車が追突

自動車 社会 社会

4日朝、広島県広島市中区内の県道で、併用軌道を走行していた広島電鉄の路面電車(LRT)と、軌道内に留まっていた右折中の普通トラックに追突する事故が起きた。この事故で路面電車が脱線したが、ケガ人はいなかった。

広島県警・広島東署によると、事故が起きたのは4日の午前8時50分ごろ。広島市中区橋本町付近の県道で、併用軌道を走行していた広島電鉄の路面電車(広電宮島口発、広島駅行き)が、右折を行うために軌道内に留まっていた普通トラックに気がつき、急ブレーキを使用したものの減速は間に合わず、そのまま追突した。

路面電車の乗客乗員約15人とトラックの運転手にケガは無かったが、この事故によって双方の車両は中破。路面電車は先頭車が脱線し、約1時間30分に渡って運行がストップした。

警察ではトラックの運転手から過失往来危険の容疑で事情を聞いている。調べに対し、この運転手は「前のクルマに続いて右折しようとした。電車の存在には気がつかなかった」などと供述している。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『マイクラ』新型、“SUV風デザイン”の小型EVになって登場
  2. トヨタ『RAV4』新型を世界初公開、3つのスタイルで進化 日本発売は2025年度中
  3. アルピーヌ『A390』発表直前プレビュー! マカンよりかなり小さいボディから600馬力!?
  4. メルセデスベンツ『Cクラス』新型、量産仕様のプロトタイプがついに出現! 変更点を完全解説
  5. 【スズキ ハスラー タフワイルド 新型試乗】“クラシック・ミニ”の面持ちを思い出す…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  2. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
  3. 地域再エネ活用の収益を還元、ホンダ N-VAN e:を茨城県神栖市へ無償提供
  4. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  5. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
ランキングをもっと見る