共栄火災が軽自動車専用の保険を発売

自動車 ビジネス 企業動向

共栄火災海上保険が軽自動車専用自動車保険プラン商品を12月1日から販売する。「まかせと軽(けい)」がそれで、対象車種を軽自動車(自家用軽四輪乗用車、自家用軽四輪貨物車)に限定した業界初の自動車保険。

軽自動車は国内自動車保有台数の約3割(2291万台)を占めており、また継続して3%を超える増率で保有台数を拡大している市場。そこで、同社は軽自動車ユーザーの補償ニーズに的を絞った自動車保険を開発したわけだ。

補償内容は、賠償(対人・対物)無制限、人身傷害5000万円で、対物超過修理費用担保特約と新たに開発した特約「対物事故時車両修理費用担保特約」を自動付帯し、これらの保養をワンパッケージにした。ちなみに、対物事故時車両修理費用担保特約とは、対物賠償保険金支払い時に、自身の車両に損害が発生した場合の修理費用を10万円まで支払う特約。

ここで簡単な契約例を紹介すると、次のようになる。
●用途車種:自家用軽四輪乗用車
●年齢条件:35歳以上限定担保
●ノンフリート適用等級:14等級
●対人・対物賠償保険金額:無制限
●人身傷害保険金額:5000万円(被保険自動車搭乗中限定)
●対物賠償事故時:対物事故時車両修理費用担保特約、対物超過修理費用担保特約
●保険期間:ちょうき安泰(長期分割払い)3年契約
●払込方法:月払い(口座)
●保険料:初年度2510円(年間3万120円)
●2年目2460円(年間2万9520円)
●3年目2340円(年間2万8080円)

同社では、この保険を年間1万8000件販売する計画を立て、保険料収入7億2000万円を見込んでいる。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  3. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  4. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  5. ポルシェ『911スピードスター』が劇的な復活? 992.2世代に最後の打ち上げ花火!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る