横浜ゴムは、2006年1月に山東省坊市にコンベヤベルト生産販売合弁会社山東工業制品有限公司を設立すると発表した。
資本金は970万ドルで, 中国に設立する横浜ゴムの事業統括会社(中国)有限公司が51%、中国のコンベヤベルトメーカー山東躍馬帯有限公司が49%出資する。
横浜ゴムは、旺盛な海外需要が続くコンベヤベルト事業の強化を図るため、中国での生産事業による生産能力増強策の検討を進めてきた。今回、売上高で中国第6位のコンベヤベルトメーカーの山東躍馬帯を合弁パートナーに選び、中国でヨコハマブランドのコンベヤベルトを生産し、海外及び中国国内での販売強化を目指す。
合弁会社設立後、品質改善のための設備投資を開始し、来年6月からヨコハマブランドのスチールコードコンベヤベルト、来年秋には帆布ベルトの生産を開始する計画だ。