朝刊から気になるニュース、気になる自動車関連記事をピックアップ、その内幕を分析するマスコミクルージング(原則として朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版を対象にチェック)。
2005年11月14日付
●愛犬の故郷に思いはせ いすゞ・井田義則社長(読売・6面)
●高級感より際立つ GM「キャデラックスCTS」2006年モデル(読売・6面)
●多重衝突7人死亡、滋賀 職場同僚のブラジル人(読売・35面)
●燃料入らず、画期的エンジン、86歳の研究者実用化へ(産経・8面)
●日本車、欧州に「低燃費」攻勢 ホンダや三菱 新型車を投入へ(日経・1面)
ひとくちコメント
滋賀県彦根市の名神高速道路下り線で13日早朝、大型トラックや乗用車など計7台がからむ事故が起きた。きょう朝日が1面準トップをはじめ、各紙が社会面で大きく報じている。
事故は、ブラジル人男性7人の乗ったワゴン車が、運送会社の大型トラックに追突され、7人が全身を強打して即死したほか、ライトバンや軽乗用車を運転していた会社員ら3人が顔などに軽傷を負うという大惨事。
県警高速隊の調べでは、走行車線を走っていたワゴン車に大型トラックが追突、後続の別の大型トラックが追い越し車線を走行していたバスなど3台に接触したあと、路側帯で横転していたワゴン車に乗り上げる形で止まったという。
ブラジル人の7人は兵庫県川西市の人材派遣会社から滋賀県の自動車部品製造販売会社「ダイハツメタル日野工場」に派遣されて働いていた臨時工で、この日はドライブ中だったという。