米GM(ゼネラルモーターズ)は、先週、2001年の決算の純利益について3−4億ドル(350−470億円)下方修正することを明らかにした。
これは、アメリカのSEC(証券取引委員会)の指摘を受けたことによるもので、部品会社へのリベートの計算方法に誤りがあったことから、2001年の6億ドルの純利益は、実際には3−4億ドルかさ上げされていたことがわかった。
決算の修正は2001年以降の各年度にも及ぶことが懸念されており、先週のGMの株価は一時22.74ドルまで下げた。これは16年ぶりの安値更新という。