ベンチュリ WiMAX フェティッシュ---電気を電波で飛ばしてシェア

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ベンチュリ WiMAX フェティッシュ---電気を電波で飛ばしてシェア
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モナコのスペシャリスト、ベンチュリは、スポーツEV(電気自動車)の『フェティッシュ』にWiMAX(ワイマックス)無線通信規格を利用した制御システムを採用した。長期的な目標はエネルギーの共有、シェアにある。

WiMAXは広範囲なエリアをカバーできる高速無線通信の規格。無線LANが屋内での使用を想定しているのに対し、WiMAXは都市部をエリアとするような規格だ。ベンチュリはWiMAXとインターネットによって、モータースポーツのテレメトリーシステムを公道仕様にしたと考えられる。車上/地上での情報交換、車載システムの地上からの制御などが可能になる。

将来、ベンチュリのEVは、WiMAXにより電気エネルギーのネットワークを構築する。WiMAX端末を搭載したフリートは遠隔操作されるだけでなく、1台1台が相互に通信可能である。

ベンチュリのCEO、ジルド・パランカ・パストールは「ベンチュリのEVは電気エネルギーを備蓄するだけでなく、WiMAXにより無線で売買・授受することもできる。これによって環境を保護し、エネルギー資源消費を最適化するのだ」と語る。

《高木啓》

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