カロッツェリアがめざすもの---ミケランジェロが大理石を削ったクルマ

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カロッツェリアがめざすもの---ミケランジェロが大理石を削ったクルマ
カロッツェリアがめざすもの---ミケランジェロが大理石を削ったクルマ 全 4 枚 拡大写真

東京モーターショー関連イベントとして2日、「カロッツェリアが目指すもの」と題し、フェラーリのデザインで知られるピニンファリーナの奥山清行氏による講演が行われた。奥山氏はイタリア人以外で初めてピニンファリーナのデザインディレクターとなった人。

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カロッツェリアならではのデザイン手法として、デザインモデルについて興味深い話があった。通常、自動車のデザインモデルにはクレイ(粘土)を使用するのだが、カロッツェリアは「エポウッド」という樹脂が使われる。エポウッドは大変硬く、それをカンナやヤスリを使って削りだすという彫刻的なモデリング手法が用いられる。

「この手法は、まさにダ・ヴィンチやミケランジェロが大理石を削ったのと同じ」だそうで、イタリア車ならではの魅力的なデザインの秘密の一端を披露した。

自身のデザイン手法についても「やはり手書きの絵は最高のツール。腕がひとつの生命体となり、頭で考えている以上の線を引いてくれる。腕と頭の微妙なバランスで生まれるのがデザインだ」と語った。奥山氏がスケッチに使うのはたった1本のペンだそう。どんなときでもそのペンしか使わないことで腕を慣らしているとのこと。

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