【新聞ウォッチ】奥田会長、マスコミ好きのベンチャー親玉に苦言

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2005年11月18日付

●古タイヤ窃盗、容疑の警部逮捕(読売・35面)

●トラック・バス3社営業減益、鋼材コストかさむ(朝日・13面)

●ブリヂストンもタイヤ値上げへ、素材高を転嫁(朝日・13面)

●GMリストラ「影響はない」 いすゞ社長(毎日・8面)

●三菱UFJ トヨタ6350億円、9月中間最終利益、大手6行で1兆6000億円(東京・1面)

●「ヒルズ族はマスコミに出るな」 奧田会長が異例苦言(東京・9面)

●自動車6社 巨大市場へ第2波、中国投資5年で2200億円 スズキ、マツダなど中堅も積極化(日経・1面)

ひとくちコメント

日本経団連の奥田碩会長(トヨタ自動車会長)が急成長する六本木ヒルズ族のIT企業トップに対し、「マスコミに出すぎる」などと、異例の苦言を呈したという。きょうの東京が報じている。

記事によると、京都市内でホテルで開かれた関西財界人との懇談会の席で、奥田会長は「ベンチャーの親玉のような連中からはよく相談を受けるが、不道徳なことや倫理を壊すことはしてはいけないと話している」と述べたという。さらに、「できるだけマスコミに出るな、やるなら静かにやれ」とも。

「マスコミに出ると名前が上がると思っているのか、カードゲームのように手の内は見せるべきではない」と指摘したという。ギャンブル好きの奥田会長らしい“手の内”である。

《福田俊之》

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