トヨタ車体は、第4次「トヨタ車体環境取り組みプラン」を策定し、2006年度から2010年度までの5年計画を展開すると発表した。
第4次「トヨタ車体環境取り組みプラン」は、トヨタ自動車が策定したプランを基に、トヨタ車体グループの開発部門、生産部門、事務部門、物流に関わる全てを対象に活動を展開する。
具体的なテーマはエネルギー・温暖化、資源循環、環境負荷物質、環境経営のマネジメントと社会との連携について。これらのテーマを基に開発・設計、生産・物流、マネジメントの各分野での取り組みを策定した。
同社は、従来から環境にやさしい車づくりのもとで、自動車および自動車部品の技術・製品開発、工場計画、生産活動における環境保全、省資源活動を重要な柱として位置づけ、事業展開を図ってきた。 また、社員が一丸となって取り組むため、環境基本方針、行動指針および環境取り組みプランを統一した。これらの環境に配慮した経営を最重要課題ととらえ、更なる環境との調和を実現するため、トヨタ車体グループ全体で環境取り組みを推進していく。
トヨタ車体環境取り組みプランは、1993年9月に第1次プランを策定、1996年6月に第2次プラン、2000年10月に第3次プランを策定している。
現行の第3次プランは、2005年度までの計画で、年度末までにはほぼ掲げた目標を達成する見通し