昭和電工がカーエアコン用の新型コンデンサーを開発

自動車 ニューモデル 新型車
昭和電工がカーエアコン用の新型コンデンサーを開発
昭和電工がカーエアコン用の新型コンデンサーを開発 全 1 枚 拡大写真

昭和電工はカーエアコン用熱交換機事業で新型コンデンサー(冷媒の液化器)「NRT(New Refrigerant Tube)III」を開発し、販売を開始した。

NRT IIIは、チューブおよびチューブ内の回路(冷媒の通り道)を形成する方法として、従来の「押出加工」に代えて、「高速ロールによる圧延加工」を行ったアルミ板を折り曲げて接合する方式を採用したもので、従来品に比べて20%超の高性能化を実現した。

同製品は、すでに今年8月にフルモデルチェンジされたスズキ『エブリィ』に搭載されており、来年以降にモデルチェンジを予定している数種類の車種にも搭載が決定している。同社はその車種について明らかにしていないが、ホンダとの関係が強いこともあり、ホンダ車に搭載されると思われる。

「これから徐々に新型のコンデンサーに取って代わることになり、2008年には80億円の売り上げを達成したい」と昭和電工広報部。この分野はデンソーが圧倒的に強いが、昭和電工はその牙城を崩そうと狙っている。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「マークXの面影が…」タイで発表された新型「ヤリスセダン」がかっこいいと話題に!「教習車にも」の声
  2. 日産、第3世代e-POWER向けエンジンに世界初技術…コールドスプレー工法バルブシート採用
  3. かつてのテラノ…日産『パスファインダー』改良新型、これが最終デザインだ! 新エンジン導入も?
  4. いすゞ細井社長、「1年1年積み上げていけば収益は出てくる体制になっている」
  5. レクサス『RX』米2026年モデルに「アピアランスパッケージ」新設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る