【インターナビ定額】ウィルコム採用の決め手は「PCMCIAスロットの活用」

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【インターナビ定額】ウィルコム採用の決め手は「PCMCIAスロットの活用」
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ホンダは21日、「インターナビ・プレミアムクラブ」に定額・常時接続の専用のデータ通信定額サービスを2006年2月1日から導入すると発表した。既報のとおり、同サービスはPHSキャリアであるウィルコムの専用データ通信端末と料金プランで提供される。

今回、通信キャリアとしてウィルコムを採用した理由について、本田技研工業インターナビ推進室室長の今井武氏は、「ウィルコムの提案が、インターナビの採用条件に合致したため」と話す。

「以前から、インターナビユーザーの通信料金定額制に対するニーズが高く、我々としてもぜひ定額制はやりたかった。一方で、(ハードウェア的な側面としては)以前のインターナビ端末から搭載してきたPCMCIAカードスロットを活用したかったという事情もあります。各キャリアの第3世代携帯電話なども検討しましたが、ウィルコムからは車載を前提にして、インターナビ専用の通信カードと料金プランの提供を提案していただけました」(今井氏)

テレマティクス対応カーナビの通信機能としては、トヨタが積極的に推す通信モジュール方式と、日産とホンダが推すBluetooth(ブルートゥース)接続方式があるが、どちらも「最新モデルしか利用できない」という弱点がある。しかし、今回ホンダが採用したPCMCIAカード方式ならば、対応機種ならばカーナビを買い換えずに利用できる。既存ユーザーも可能なかぎり「定額制」でサポートしようとするホンダの姿勢は、ユーザー本意であるといえるだろう。

《神尾寿》

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