【フォード フォーカス詳報】その2 パワーアップされたエンジンも魅力

自動車 ニューモデル 新型車
【フォード フォーカス詳報】その2 パワーアップされたエンジンも魅力
【フォード フォーカス詳報】その2 パワーアップされたエンジンも魅力 全 4 枚 拡大写真

2代目となるフォード『フォーカス』には、2リッターと1.6リッターの直4エンジンがラインアップされている。この排気量は、ともに先代にも用意されていたものだが、両エンジンともどもパワーアップが図られている。

【画像全4枚】

1.6リッターエンジンの最高出力は100psと変わらないものの、最大トルクは14.8kgmから15.3kgmに向上している。2リットルエンジンは131psから145psへと、最高出力が大幅にアップしている。

このエンジンについてフォードアジアパシフィック&アフリカ プロジェクトマネージャーのイアン・ディグマンさんは「このオールアルミ製のデュラテックエンジンは、滑らかなフィーリングと、高い経済性には定評があります。エンジンの回転数にあわせて、インテークマニホールドの長さを変える可変吸気システムを採用することで、幅広い領域でフラットなトルク特性を実現しているので、先代に比べると飛躍的に乗りやすくなっているはずです」と語る。

実際にフォーカスの2リッターエンジンは、先代よりもトルクフルで、扱いやすくなっている。それでいながら、高回転までキッチリと回すことができるので、ATのマニュアルモードを使って、スポーティな走りも楽しむことができる。

残念ながら新型でもATは4速のままだが、マニュアルモードのシフトパターンは、マツダと同じように手前に引くとアップシフトになったので、加減速のGに合わせてシフト操作が楽になっている。

ボディが大きくなり、車両重量も増えているので、大幅にパワフルになったわけではないが、それらを差し引いても、新型フォーカスの動力性能は先代に比べ進化している。(つづく)

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. 話題の日産の新型セダン『N7』がお目見え! 日本導入に期待せざるを得ない…ジャパンモビリティショー2025
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. シトロエンの超小型EV『アミ』、初のマットブラック仕様「ダークサイド」登場…約157万円から
  5. ルノー『クリオ』新型、フランスで受注開始…約350万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る