【スバル R1 マイナーチェンジ】スーパーチャージャー、楽しめる!!

自動車 ニューモデル 新型車
【スバル R1 マイナーチェンジ】スーパーチャージャー、楽しめる!!
【スバル R1 マイナーチェンジ】スーパーチャージャー、楽しめる!! 全 5 枚 拡大写真

乗る前と乗った後で、こんなに印象が変わったクルマは久しぶりだ。そう思えるのが、スバル『R1』に追加された(24日)、スーパーチャージャーを搭載した「S」だ。

スバル商品企画本部の宮芳隆さんは「R1は昨年の登場時から、スーパーチャージャー搭載モデルの要望が多く寄せられておりました。今回はその声に応えるかたちでSを追加いたしました。夏にはSOHCで価格を抑えたiが追加され、そちらで女性ユーザーを増やし、Sでは男性ユーザーを取り込みたいと思っています」とコメント。

R1 Sのエンジンやミッションは、R2の「タイプS S」に準じているが、乗った印象はだいぶ違っていた。重さはR1とR2で10kgしか変わらないので、エンジンのフィーリングは大きな違いがないのだが、2ドアのR1はホイールベースが165mmも短いので、回頭性が抜群に良いのだ。

全高はR2に比べれば15mm低いが、1510mmもあるので重心が高く、速いエンジンを積んでも振り回せないと思っていたが、意外にもショートホイールベースを活かしたクイックな動きを受け止めてくれた。これなら街中からワインディングまで、キビキビとした走りが楽しめるだろう。

ボディ剛性もR2よりも高く感じられ、コーナリング時もピシッとした動きを見せる。立ち上がりで大きくアクセルを開けると、内側のタイヤが多少、空転するが、クルマ自体の挙動は安定している。乗り心地に対しても、R1全体でリヤのストロークが伸ばされているので、モデル登場時の跳ねるような動きは抑えられている。

最近は軽自動車でもロングホイールベース化が進み、鋭い回頭性を楽しめるクルマが少なくなってきた。R1も登場時のモデルは、ヒョコヒョコとした動きが目立ち、これにスーパーチャージャーを組み合わせても、とても走りを楽しむことができないと思っていたが、ベースの足回りを改良したこともあり、R1のSは、このクルマではないと味わえない、楽しめる走りを手に入れている。

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る