衝突回避の急ブレーキ、バス車内で将棋倒し

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24日朝、兵庫県神戸市兵庫区内の市道で、強引に前へ割り込んだクルマへの衝突を回避するため、神戸市交通局の運転する路線バスが急ブレーキを使用し、車内にいた乗客数十人が転倒する事故が起きた。

兵庫県警・兵庫署によると、事故が起きたのは24日の午前8時15分ごろ。神戸市兵庫区鵯越町付近の市道で、神戸市交通局が運行する路線バスの前方へ、後方から走行してきた50歳男性の運転する乗用車が強引に割り込んだ。

バスを運転していた56歳の男性は衝突の危険を感じ、乗客に予告を行わないまま急ブレーキを使用。衝突は回避できたが、大きな減速ショックに耐え切れず、車内で立っていた乗客が次々に転倒。これに巻き込まれるなどして約30人が将棋倒し状態となった。この事故によって59歳の女性が鎖骨を折る重傷。15人程度の乗客が打撲などの軽傷を負っている。

警察では割り込んできたクルマを運転していた男性と、バスの運転手から業務上過失傷害容疑で事情を聞いている。当時このバスには約60人の客が乗車しており、車内は満員だった。

《石田真一》

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