トヨタ自動車とトヨタ100%子会社のトヨタユーゼック、中古車オークション事業大手のシーエーエーは、業務提携の検討を開始することで合意したと発表した。
今回の基本合意は、3社の自主性を尊重しつつ、相互の中古車オークション事業におけるリソーセス・ノウハウを活用するとともに人材の交流などを通じた協力関係を構築することで競争力を高め、相互の事業発展を目指すことで意見が一致したもの。
今後両社で業務提携検討委員会を設置し、将来に向けた会員の共通化・相互のネットワーク運営を含めた具体的な提携内容の合意を目指す。また、以前からCAAの株主で、トヨタユーゼック、CAA両社の提携先のオークネットとも連携しながら、ユーザー本位の健全な業界の発展に貢献すべく協力体制を構築していく方針と、している。
業務提携の推進のため、トヨタ、トヨタユーゼックは日興アントファクトリーをはじめとしたCAA株主との間で、CAA普通株式の取得についても基本的に合意した。