伊藤忠が中国四川省でディーラー事業へ出資

自動車 ビジネス 企業動向

伊藤忠商事は、中国四川省で複数の自動車メーカーのフランチャイズを展開する自動車ディーラー事業会社である四川港宏企業管理有限公司に40%出資することで合意し、5日中国四川省成都市で合弁事業契約の締結を行った。

伊藤忠と四川港宏は1997年に自動車修理会社を共同で設立して経営に携わってきたが、今回その関係をさらに自動車販売にまで発展させることになったわけだ。

取り扱いブランドはビュイック、ホンダ、日産、現代、シボレー、アウディで、2005年の販売見込みは7000台。

伊藤忠は日米欧などで自動車ディーラー事業や自動車周辺事業経営の経験を活かし、四川港宏の自動車ディーラー事業のさらなる拡大と周辺事業への進出を目指すとしている。

商社は自動車ビジネスを収益の柱に位置づけ、各社力を入れている。伊藤忠も新興市場のロシアでスズキ車の輸入・販売会社を新設するなどしてきたが、三菱商事に比べるとまだまだといわざるを得ない。今回、最も伸び率の高い中国市場に参入することで、伊藤忠は自動車ビジネスを大きく発展させようと目論んでいる。

《山田清志》

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