ヤマハ、インドで製販分離

自動車 ビジネス 企業動向

ヤマハ発動機は、インド・ニューデリー市郊外スラジプールに、ヤマハブランドの二輪車販売、アフターサービスを行う新会社を設立し、12月中旬から本格稼動すると発表した。

新会社の名称は「ヤマハ・モーター・インディア・セールス」で、資本金は200万ルピー(約500万円)、出資比率はヤマハ発が99.99%、シンガポールの子会社であるヤマハ・モーター・アジアが0.01%。

ヤマハ発のインドの二輪車ビジネスはこれまで、インドの子会社であるヤマハ・モーター・インディアがヤマハブランドの二輪車を製造し、販売とサービスを行ってきた。新会社は、ここから二輪車販売機能を移管することで、販売力の向上、顧客に対するサービスの向上やヤマハブランドのイメージ向上を図り、販売の拡大を目指す。

本格稼動時の従業員数は約120人でスタートし2006年の事業規模は、販売台数が約30万台、売上規模は約100億4千万ルピー(約250億円)を計画している。今後、製造会社は、二輪車の製造、輸出に特化して、品質の向上とコストダウンを推進する。

同社は、今年10月にインドに初の直営販売店「ヤマハ・ワン」を設置した。インド初の大型ショールームで、ヤマハブランドの認知向上や出店地区における販売への刺激などを狙うとともに、既存販売店のモデルショップ(模範店)となる。

デリー市に開設した1号店に続き、今後は2006年に4店、2007年には5店を設置する予定で、新しい販売会社の設立と合わせて販売体制を強化していく方針だ。

《レスポンス編集部》

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