ダイハツのインテリジェント触媒、医薬品の製造工程に活用

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ダイハツ工業と北興化学工業は、貴金属(パラジウム)が自己再生する自動車用触媒「インテリジェント触媒」を自動車以外の産業分野へ応用展開すると発表した。日本国内は北興化学が事業の主体となり、海外では北興化学が英国ベンチャー企業と共同で、全世界の医薬品を中心とした化学品メーカーへ同触媒の供給を開始する。 

パラジウムは、自動車用触媒以外に医薬品・化学品の製造工程での触媒として広く使用されている。「インテリジェント触媒」はこれらの分野でも非常に有用であることが確認されたことから、北興化学は医薬品や電子材料などの化学品分野への用途開拓を強力に進める。北興化学は「インテリジェント触媒」を自社製品の開発・製造に活用することにより、同社のファインケミカル事業の柱の一つとして育成し、収益拡大を目指す。

インテリジェント触媒は高い反応活性を示すため、パラジウムの使用量を極限まで削減できるほか、反応後の生成品と触媒の分離が容易で、繰り返し使用も可能だ。また、温度、空気、湿気に対して安定しており、取り扱いが容易こともメリットとなる。

《レスポンス編集部》

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