【新聞ウォッチ】春闘06…経団連、賃上げ容認、トヨタもベア要求へ

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【新聞ウォッチ】春闘06…経団連、賃上げ容認、トヨタもベア要求へ
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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2005年12月14日付 

●時速6キロ速足、お茶も運びます、新型アシモ(読売・1面)

●経団連、賃上げ容認、春闘「横並び」は否定 トヨタ労組、ベア要求へ(朝日・1面)

●GMを二段階格下げ、米S&P(毎日・10面)

●GM再建への見通し明るい、デルファイ会長(毎日・10面)

●中古車販売システム ネット向け開発、オークネットとソフトクリエイト 共同で新会社(日経・17面)

ひとくちコメント

日本経団連は2006年の春闘で経営側の指針となる「経営労働政策委員会報告」を発表。この中で、賃金抑制の姿勢を4年ぶりに転換し業績が好調な企業のベアを含む賃上げを容認する姿勢を示した。きょうの朝日、産経が1面トップ、各紙も経済面などで大きく取り上げている。

また、トヨタ自動車労働組合は、来年の春闘の賃上げ交渉で、ベースアップ(ベア)を4年ぶりに要求する見通しという。要求水準は未定だが、「電機連合の動向などから、組合員平均で1000−2000円程度で詰める」(朝日)とみられる。

ただ、自動車メーカー全体としては、三菱自動車のように経営再建中のメーカーもあるため、「自動車総連としての統一賃金要求は今年も困難」(産経)との見方が強い。いずれにしても、トヨタの動きが春闘相場を大きく左右することに変わりはない。

《福田俊之》

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