ダイハツ工業の箕浦輝幸社長は19日東京で記者会見し、2006年の生産・販売計画を明らかにした。主力の軽自動車販売は05年見通し比1.7%増の60万台と、「3年連続で過去最高を目指す」(箕浦社長)方針。
05年は通年で初めてシェアがを3割に乗せるのが確実となっており、前年比5.1%増の59万台となる見込み。箕浦社長は06年についてもスモールカー志向が続くと見ており、「女性に選んでいただける店舗づくりと魅力ある商品強化を進める」ことで、過去最高の販売を目指すと述べた。
小型車を含む国内販売計画は、05年見通し比4.5%増の63万台としている。トヨタ自動車向けを含む世界生産も同19.8%増の139万8000台と大幅に伸び、過去最高となる。