【トヨタ ラクティス 詳報】ウリは走りとスタイル

自動車 ニューモデル 新型車
【トヨタ ラクティス 詳報】ウリは走りとスタイル
【トヨタ ラクティス 詳報】ウリは走りとスタイル 全 6 枚 拡大写真

多くの販売台数を記録した『ファンカーゴ』の後継モデルとして登場した『ラクティス』。決して失敗ではなかったファンカーゴの名前を残さず、ラクティスが登場した背景はどうなっていたのだろうか。ラクティスのチーフエンジニア多田哲哉さんに話を聞いた。

「このクラスはユーザーのニーズが変わりやすく、単なるフルモデルチェンジではダメだと思い、車名やコンセプトから変更しました。ラクティスではハコ型のボディから脱却し、その上で走りも諦めないハイトワゴンを作りたいと思いました」

「走りに関しては専用に新開発した16インチタイヤを全車に装着し、1.5リッターも1.3リッターもFF車にはCVTを採用しています。そして1.5リッターでは7速スポーツシーケンシャルシフトマチックやパドルシフトを採用しています。CVTはレスポンスにこだわり、電子スロットルと協調制御することで、CVTの遅れをスロットルでカバーするなど、スポーティに走れるセッティングを施しています」とコメント。

実際にラクティスに乗ってみると確かにファンカーゴとは違うフィーリングを見せてくれた。タイヤは16インチと大径だが、乗り心地は悪くはなく、コンパクトカーにマッチした柔軟なセッティングだ。

タイヤサイズは175/60R16と、直径は大きいものの意外に細い。そのため、もっと早くタイヤが音を上げてしまうかと思ったが、意外に粘ってくれるので安心して走ることができる。

ラクティスの走りの方向性は、確かにファンカーゴの時よりもスポーティに仕上がっており、乗り心地の質感も高められている。走りに関しては、多田さんの狙いは達成されているようだった。(つづく)

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  5. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る