ホンダは20日、年末の社長会見を開催し、05年実績見込みを公表した。例年行なっている翌年の計画については「年度ベースで発表したい」とし、日本の販売計画を発表しなかった。
05年の国内四輪車販売実績見込みは、登録車が前年比2.4%減の47万台、軽自動車が同4.5%減の25万台となり、合計では同3.1%減の72万台となる。
海外は、北米が前年比4%増の145万台、欧州は同11%増の31万台になる見通しだ。また、アジア大洋州も同10%増の31万台、中国が同19%増の26万台となる。
これにより、日本と海外を合わせた、05年の全世界の四輪車販売台数は、前年比5%増の335万台になる見通しだ。
米国の06年計画は、市場を1650万台程度と見て、145万台の販売を計画。中国は、市場が620万−630万台にまで成長すると予想しており、ホンダは現地生産の拡大などにより、35万台の販売を見込んでいる。