【トヨタ プリウスマイナーチェンジ詳報】基本性能と走りの質感を大きく向上

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【トヨタ プリウスマイナーチェンジ詳報】基本性能と走りの質感を大きく向上
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好調な販売を続ける2代目『プリウス』が登場から2年を経過し、初のマイナーチェンジを行なった。このマイナーチェンジではお決まりの内外装の手直しに加え、トヨタらしい基本性能の向上も図られている。

プリウスのチーフエンジニアを務める、小木曽聡さんは「このマイナーチェンジでは、走る、曲がる、止まるといった走行性能の向上と、内外装のおよびマルチメディアのクオリティアップを図っております」

「今回はパワートレーンとなるハイブリットユニットには手を加えていませんが、静粛性の向上と、ボディ剛性の強化を図ることで、快適性を高めています。エクステリアでは、ボディパネルの変更はございませんが、グリルやヘッドライト&テールレンズの意匠をリフレッシュし、ハイブリッドのエンブレムも大きくしています。これらは、ひとつひとつはわずかな変更点ですが、全体的な質感は大幅に高まったと思います」とコメント。

確かにグリルにはメッキのラインが入り、テールランプもクリア部分が増えて、ちょっとお洒落な雰囲気が出てきている。

ほかにもマルチメディアの面では、ナビをG-BOOK アルファ対応のHDDナビに進化させ、インテリジェントパーキングアシストも、駐車スペースの白線認識を自動化するなど、性能と使い勝手と進化させている。

インテリアでもインパネの表面処理を改良し、本革シート車を設定するなど質感を向上させている。プリウスのマイナーチェンジは、パッと見ただけではわかりにくいかもしれないが、新旧を見比べてみると、意外なほど多くの変更点に気付かされる。これぞトヨタ流のマイナーチェンジ、と思わせてくれる奥の深い改良が多数施されているのだ。(つづく)

《岡島裕二》

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