【トヨタ ラクティス詳報】ウェルキャブをライン生産に

自動車 ニューモデル 新型車
【トヨタ ラクティス詳報】ウェルキャブをライン生産に
【トヨタ ラクティス詳報】ウェルキャブをライン生産に 全 2 枚 拡大写真
『ラクティス』は福祉車両のウェルキャブの開発にも力が入っている。ラクティスのチーフエンジニア多田哲哉さんは「ラクティスはウェルキャブもラインで生産することといたしました。ラインで生産することで、コストも約15万円程度下げることができますし、後から架装メーカーで仕上げるよりは、はるかに完成度が高いものができます」

「さらにラクティスでは低床ラゲッジフロアを持っていますので、車椅子での乗り降りも非常に楽です。標準モデルのタイプIでは、車椅子を乗せた状態でも4名の乗車を実現しています。そのうえで、車椅子を乗せていないときには、通常の5名定員を維持しています」

「また、タイプIIでは助手席を前方にタンブルし、車椅子を運転席から手が届く位置に固定できる通学モードも設定しております。小さなお子さんを乗せるときには、このモードが便利だと思います」とコメント。

確かに福祉車両も通常のラインで生産したほうが、完成度は高くなるに違いない。そのうえでコストも下げられれば申し分ない。これだけ優れたウェルキャブがラインで生産できるのも、ラゲッジフロアの低床化が実現できている、ラクティスの基本設計のよさがあってこそだろう。

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
  4. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  5. ホンダ初のフルサイズ電動バイク『WN7』発表、航続130km…2026年欧州発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る