2代目に進化した日産『ブルーバード・シルフィ』(21日発表)には、ミディアムセダンとは思えぬ上級装備が数多く採用されている。
エアコンは周囲の排気ガスなどの空気の汚れを検知して、自動的に内規循環に切り替わるインテリジェントエアコンを採用。トンネルに入った時やディーゼル車の後に付いた時などには、自動的に内規循環に切り替わってくれるスグレモノだ。
最上級グレードの「20G」にはインテリジェントキー連動運転席オートドライビングポジションシートが採用されている。これはインテリジェントキーにシートポジションやミラーの角度がメモリーされ、そのインテリジェントキーでドアが開けられた場合に、自動的にシートを合わせてくれるもの。夫婦などでクルマを共有している時には便利な装備だ。
ヘッドライトはオプションで、ハイビームもキセノンとなるバイキセノンヘッドライトを装着することができる。さらにステアリング舵角の向いている方向を照らすAFSも同時に装備される。
オートライトはもちろん、ワイパーも車速感知式となり、間けつ時間は0.4秒から16秒まで車速に応じて7段階で自動的に切り替わる。
これらの装備は、今まで3.0リットルクラスの国産高級車か、もしくは輸入高級車にしか採用されていなかったアイテム。これらを多数装備するシルフィの装備内容は、もはやミディアムセダンの域を超えているだろう。